こんにちは。ほしのはやしです。
論文を書くときに、読んでおいたら役に立った本、また書く時に参考になった本について紹介していきます!
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網羅的にサポートしてくれる本!3選!
ここでは、論文を書くために理解しておくべき全体像を教えてくれる本を紹介します。
なぜあなたは論文が書けないのか?
初学者は必ず読んでおいた方がよい名著です。
論文ってどう書くのか全体像がわからないときに本当に役に立ちます。
論文が書けないのって、単純に慣れていないだけなんですよね。
私も慣れるまでは本当に大変でしたが、慣れるとブログを書くのと同じレベルで書けます!
Writing skillは色々な分野で存在しますが、論文はメソッドが確立しているので、書こうと思ったらまずこの本の購入をオススメします!
できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント (KS語学専門書)
この本も有名ですね。
論文を書くのに慣れるまでは、スケジューリングがとても大事です。
この本を読むことで、各項目をどのように考えたらいいかの具体例が浮かびやすくなると思います!
論文を書くときは常に査読者の視点を持って加筆修正していきますが、それは「伝わりやすい文章」を意識することでもあります。
Writing skillを学べる一冊なので、買っておいて損はない本だと思います。
ネイティブが教える 日本人研究者のための論文の書き方・アクセプト術
これはとりあえず分厚い本です(笑)
そして圧倒的名著です。
初学者には少しレベルが高い内容になります。
どちらかというと、慣れてきて雑に英語論文を書き始めた頃に読むと、本当に役立つ本です!
修正前・修正後の例文が載っており、言い回しのフレーズの引き出しが増えたり、英語で論文を書くときに意識することがレベルアップします。
英語で伝えやすく書くにはどうしたらよいか?
そういう悩みにぶつかったときに読むといい答えが見つかると思います。
統計を教えてくれる本!3選!
どうしても統計知識が必要になることありますよね。
ここでは、統計を理解するのに役立つ本について紹介します!
いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ 第1巻 まずは統計アレルギーを克服しよう! (Dr.あさいのこっそりマスターシリーズ)
超有名な本ですね。
統計について勉強したことがないなら絶対買うべきシリーズです!
全3巻ですが、統計の基礎について非常にわかりやすく書いてあります。
t検定の意味が怪しいレベルなら真っ先に買うべき本です。
医療統計解析使いこなし実践ガイド〜臨床研究で迷わないQ&A
この本は紹介するかどうか悩む本ですが…
初学者が統計アレルギーにならないためにはオススメの本です。
なぜ紹介するか悩むかというと、厳密な統計学としては誤った内容がしばしば見られるからですね。
一方、実際の医学系の論文ではその誤った統計が当たり前のように使われています。
この本の利点としては、見やすい、わかりやすい、具体例がある、ということにつきます!
さらに、論文で文章化するときの説明もあるのが良いポイントですね!
大規模なN数を扱って統計的に厳密な処理が求められる分野でないのであれば、買いの一冊でよいと思います!
今日から使える 医療統計
医療統計を厳密に理解するのにオススメの本です!
しかし、この本は初学者は買ってはいけません!!!
先程紹介した本で、ある程度統計の内容を理解し使えるようになったら読むべき本です。
統計の意味について理解が深まり、論文に書くときに押さえておくべきポイントなど、学ぶことが多いと思います。
買っておいて損はない一冊です。
英語の表現を教えてくれる本!2選!
英語論文を書くときの表現を増やす本について紹介します!
英語論文実用表現717
この本は逆引き辞書的に使う本です。
同じ単語ばっかり使ってて表現がチープだな、と思うときに、日本語索引で英語表現を探せる数少ない本です!
具体的な例文と関連語句が記載されており、この本を側に置いて英語を書くと語彙力がアップしていくのでオススメです!
最新 英語論文によく使う表現 基本編
論文を書くときに最も時間をかけるのは、Discussionの部分です。
MethodsやResultsは、ありのままを書くだけなので、翻訳ソフトで十分ですが、Discussionは著者の個性が出ます。
この本は、そのdiscussionのときに役立つ英語表現を主に扱っており、discuissionの表現力が増します!
ただ残念なことに、カラフルではないので、視認性はやや欠ける印象です。
それでも数少ないパラフレーズがまとまった本なので、discussionを英語で思うように伝えたいときに役立つと思います!
まとめ
論文を書くのに役立つ本について8冊紹介しました!
少しでも論文執筆に役立てれば幸いです!!
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