【英語】論文で使える「比較する」を表す表現【フォーマル】

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こんにちは。ほしのはやしです。
英語で論文を書くときに「比較する」は自分の研究の成果から言えることをつなぐ大事な表現ですね!

このページでは、「比較する」を表す英語について、論文で使えるフォーマルな表現についてまとめています!

目次

基本の表現

compare A to/with B: AとBを比較する

ニュアンス:一般的な比較。AとBの類似点や相違点を幅広く比較する際に使用。

例:We compared the efficacy of drug A to that of drug B in treating patients with hypertension.
(高血圧患者に対する薬Aと薬Bの有効性を比較した。)

contrast A with B: AとBを対比する

ニュアンス:AとBの相違点を強調する。特に異なる点に着目して比較する際に使用。

例:The results of our study contrast sharply with those of previous studies.
(我々の研究結果は、以前の研究結果とは大きく対照的であった。)

より詳細な比較表現

compare A and B in terms of C: Cという点においてAとBを比較する

ニュアンス:特定の側面に焦点を当てて比較する。

例:We compared the two groups in terms of age, gender, and disease severity.
(2つのグループを年齢、性別、疾患の重症度という点で比較した。)

assess the differences between A and B: AとBの違いを評価する

ニュアンス:AとBの違いを定量的に評価する。

例:We assessed the differences in survival rates between the treatment and control groups.
(治療群と対照群の間の生存率の違いを評価した。)

evaluate the similarity between A and B: AとBの類似性を評価する

ニュアンス:AとBの共通点を定量的に評価する。

例:We evaluated the similarity of gene expression profiles between the two tumor types.
(2種類の腫瘍の遺伝子発現プロファイルの類似性を評価した。)

その他よく見られる表現

significantly higher

例:The prevalence of obesity was significantly higher in the experimental group compared to the control group.
(実験群の肥満有病率は、対照群と比較して有意に高かった。)

no significant difference

例:There was no significant difference in age between the two groups.
(2つのグループ間の年齢に有意な差はなかった。)

be consistent with

例:The results of our study are consistent with previous findings.
(私たちの研究結果は、以前の研究結果と一致している。)

higher (名詞:incidence, rate など)

例:In contrast to our findings, previous studies have reported a higher incidence of adverse events.
(私たちの研究結果とは対照的に、以前の研究では有害事象の発生率が高いことが報告されている。)

具体的な数値を比較する場合の英語表現

一つの項目について比較する表現

例:The mean age of Group A was 55 ± 5 years, which was significantly higher than that of Group B (48 ± 3 years, p < 0.05).
グループAの平均年齢は55歳±5歳で、グループB(48歳±3歳)よりも有意に高かった(p < 0.05)。

二つ以上の項目について比較する表現

例:Patients in Group A had significantly higher weight and lower systolic blood pressure compared to those in Group B (weight: Group A, 75 ± 10 kg; Group B, 62 ± 8 kg, p < 0.05; systolic blood pressure: Group A, 120 ± 15 mmHg; Group B, 135 ± 12 mmHg, p < 0.01).
グループAの患者は、グループBの患者と比較して、体重が有意に高く、収縮期血圧が有意に低かった(体重: グループA, 75kg±10kg; グループB, 62kg±8kg, p < 0.05; 収縮期血圧: グループA, 120mmHg±15mmHg; グループB, 135mmHg±12mmHg, p < 0.01)。

星柴くん

Resultのところで書くことの多い表現を学んだのだ!

黒星柴くん

ここでは書き方に個性はいらないからわかりやすく書くのが大事なんやで

まとめ

この記事では、論文で「比較する」という表現を英語で表す際に、様々なニュアンスや状況に応じた適切な表現を紹介しました。

特に、論文でよく用いられる数値データの比較方法について、平均値、標準偏差、p値を用いた具体的な表現例を多数示しました。

簡潔にかつ的確に書いていきたいですね!

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この記事を書いた人

柴犬をこよなく愛する読書家。
街歩きとお菓子作りを趣味にしています。
研究や論文に役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

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