【英語】論文で使える「緩和する」を表す表現【フォーマル】

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こんにちは。ほしのはやしです。
英語で論文を書くときに「緩和する」は、日本語らしい表現で英語にするとき少し困りますよね。

このページでは、「緩和する」を表す英語について、論文で使えるフォーマルな表現についてまとめています!

目次

生理作用や症状を緩和する場合

alleviate

ニュアンス: 症状を軽減する

例:The new drug alleviated the symptoms of inflammation.
(新しい薬は炎症の症状を軽減した。)

mitigate

ニュアンス: 強度を弱める

例:The antioxidants mitigated the oxidative stress caused by the toxin.
(抗酸化物質は毒素によって引き起こされる酸化ストレスを軽減した。)

suppress

ニュアンス: 抑制する

例:The immune suppressant suppressed the autoimmune response.
(免疫抑制剤は自己免疫反応を抑制した。)

生理機能を調節する場合

modulate

ニュアンス: 調整する

例:The hormone modulated the expression of the target gene.
(ホルモンは標的遺伝子の発現を調節した。)

attenuate

ニュアンス: 弱める

例:The mutation attenuated the enzyme activity.
(変異は酵素活性を弱めた。)

環境要因による影響を緩和する場合

buffer

ニュアンス: 緩衝する

例:The soil buffer capacity mitigated the effects of acid rain.
(土壌の緩衝能力は酸性雨の影響を軽減した。)

ameliorate

ニュアンス: 状態を改善する

例:The adaptation ameliorated the negative effects of the extreme environment.
(適応は極端な環境の悪影響を改善した。)

『緩和』を表すその他の表現

reduce: 減少させる
relieve: 軽減する(痛み、ストレスなど)
ease: 和らげる(痛み、症状など)
diminish: 減少させる

以下の項目も合わせて御覧ください!

ニュアンスの違い

細胞レベルでの変化を記述する際には「modulate」や「attenuate」が適しており、個体レベルでの症状の改善を記述する際には「alleviate」や「mitigate」が適しているといったように、文脈に合わせて使い分けることが重要

星柴くん

緩和するの使い方がわかったのだ!

黒星柴くん

悩んだら『改善する』『調整する』などに置き換えたり、直接『増減』を表す表現にしたりすればいいんやで

まとめ

「緩和する」を表す英語表現についてまとめました!
『緩和する』を直接表す英語は文脈によって異なるので、状況に応じてしっかり使い分けていきたいですね!

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この記事を書いた人

柴犬をこよなく愛する読書家。
街歩きとお菓子作りを趣味にしています。
研究や論文に役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

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